私たちヒトの身体は,細胞が一定の配列や形態のもとに集合して組織を形成し、それら種々の組織が特定の機能を目的に集合して器官を構築、そして各器官が連係して機能する器官系を形成していると言うことについて別の記事で書きました。
身体を支える骨格系、筋系、心臓血管系、リンパ系、神経系、内分泌系に外皮系と非常に多くの系を紹介しましたが、今回はその続きでさらに別の系について。
人体を構成しているシステム(系)
呼吸器系
呼吸器系は鼻から喉頭までの上部、気管から肺胞までの下部による呼吸のための通路で構成されている。このほとんどは空気が通過する通路としての役割しかなく、肺胞と極細の気管支のみが毛細血管でガス交換をおこなっている。
消化器系
消化器系は食物の咀嚼から、消化および吸収と排泄までのシステム。スタート地点の口腔にはじまり、複雑なルートを通過して肛門部で終わる長いトンネルと考えることもできるが、付属する消化腺として肝臓や膵臓および胆道系がふくまれる。
泌尿器系
このシステムによって水分量の維持と体液バランスがキープされている。腎臓はこのシステムの中心的な役割をもつ臓器。私たちの尿(老廃物)は尿管から膀胱へ運ばれて蓄えられるが、最終的には尿道から体外へと排泄される。
生殖器官系
男性も女性もそれぞれが性ホルモンの分泌、生殖細胞の形成などの役割がある。
私たちの身体の中には、こんなにも重要なシステムがびっしりと埋め込まれているとは改めてビックリします。
これらのシステムは私たちが特に意識していなくとも、常にリンクしながら正常に機能していることで生命を維持しているというのも不思議ですね!
どこかが故障してシステムが連動しなくなったら困ってしまいます。毎日を健康に過ごすためにも定期的なボディメンテナンスや健康診断などは大事だと言えるでしょう。