暖冬だとは言われていますが寒さを感じてきた今日この頃。冬になると、なんとなく疲れやすく感じたり、体の不調が続いたりする方も多いようです。寒い季節の体調不良の大きな原因として、「寒暖差疲労」が挙げられます。自律神経を乱れさせ、体のさまざまな不調の原因となってしまう寒暖差疲労についてお話しします。
次のチェックリストで確認してみましょう。該当する項目数が多いほど、寒暖差疲労に陥りやすいということになります。
10項目のうち、チェック数が1~3個の場合は、寒暖差疲労には強そうです。4~6個の人は少し注意が必要です。そして、7個以上チェック項目にあてはまる人は、寒暖差疲労に陥りやすい状態といえるでしょう。
寒暖差疲労は冷え込む冬に起こりやすくなります。理由は”一日の最低・最高気温の差が大きくなるため”です。また、暖房機器を使用する建物内と外の気温差も広がるので、寒暖差のある環境で生活していることも原因です。

こうした寒暖差の激しい環境で過ごしている私たちの体は、気温差に対応しようと何度も熱を作ったり逃がしたりして(自律神経の働き)必要以上にエネルギーを消費します。その結果、寒暖差疲労が蓄積し、自律神経が乱れて、自分が意識している以上に体も疲れ、冷えやすくなってしまうのです。
あわせて読みたい記事
肩こりの症状を訴える方は急増中。肩こりの原因は様々ですが、最近ではストレスによる肩こりにも注目が集まっています。ひょっとして、あなたの肩こりもストレスから来ているのかも!?そこで、ストレスと肩こりの関係について考えてみましょう。[…]
急な冷えと自律神経の関係
一般的に自律神経が対応できる温度差は8度前後までと言われています。その寒暖差を超えると自律神経のバランスが崩れ、疲労、肩こり、めまい、不眠、食欲不振などのさまざまな体調不良を引き起こす原因となります。
また、急な寒暖差によって血管が収縮すると高血圧の症状が悪化したり、血流が悪くなるので冷えの症状が悪化したりもします。

とにかく、さまざまな体調不良を連鎖的に引き起こすリスクが高まりますので、寒暖差を感じやすいシーズンには対策を意識することが大切です。
ゆっくりとお風呂に入る
最近はもっぱらシャワー派の方が多いようですが、しっかり湯船につかってみましょう。
湯船につかって入浴することで「温熱作用」と言って、体に蓄積された老廃物や疲労物質が取り除かれる効果が得られます。
水圧がかかることで血液やリンパの流れを改善します、浮力も手伝うので筋肉や関節をリラックスさせる効果を得られます。
軽く負荷を増やしてみる
階段を利用する機会を増やしたり、通勤時に歩く距離を増やしてみたり、簡単なエクササイズを生活に取り入れてみたりするのはオススメです。
カイロプラクティックの施術を受けてみる
カイロプラクティック療法は、身体の歪みを整えていくなかで身体の中から自律神経系のバランスも取り戻すことが出来る自然療法です。
施術を受けた皆さんの感想の中に「すっきり!した」のほか「身体が軽くなった」「身体がポカポカしてきた」「ウットリ眠たくなってきた」などのお話しも多いのですが、これは身体の中で自律神経系のバランスが変化してきた現れです。

あわせて読みたい記事
肩こり・首こりで整体タカノスカイロプラクティックへ来ていただいたお客様の声肩の痛みに気をとられていました口コミ〔肩こり 福岡市 女性 20代〕自分の体がどのような状況なのか知ることができてよかったです。肩の痛みに気を[…]