”姿勢”や”姿勢矯正”に”福岡”といったキーワードで検索されることが多くなっているので、姿勢に関する記事を追加していきます。
今回の”姿勢”に関するテーマは、1番ご相談件数が多い”猫背”に関するお話しです。
人の姿勢は4分類
これは以前の記事「姿勢矯正で重要視するバランスとは?~その1」でも紹介利用した姿勢の分類イラストです。
前回は、パターンA:Lordosis(反り腰) についての記事でしたがいかがだったでしょう。
自分はどのパターンだろう?と気になった人も多いのではないでしょうか。
今回はご相談件数が1番多い姿勢パターンに関しての記事です。
”姿勢”や”姿勢矯正”に”福岡”といったキーワードで検索されることが多くなっています。健康的な生活を送るためにはモチロンですが、他人に与えるファーストインプレッション(第一印象)にも影響すると言われる「姿勢」。プロポーション[…]
パターンB:Kyphosis
今回お話しする”Kyphosis”(カイホーシス)とは、ズバリ!『猫背』と紹介されることが多い。
背中が丸く見える訳ですが、パターンA:Lordosis(反り腰) 同様に骨盤は前傾が強調されることが多く、腰椎部も前弯が強いのが特徴的です。
なので私は「腰椎前弯の反り腰を補正するために起きてしまった2次的被害(猫背)ですね」と説明することが多いです。
なぜなら、実際には Flat Backパターンの姿勢や、Sway Backパターンの姿勢からでも、”猫背”を形成してしまう人も多くいるからです。
自分がどのタイプの”猫背”なのかを知るには、客観的に姿勢分析したデータを見るのが一番わかりやすいでしょう。
静止状態での良い姿勢が前提骨盤や脊柱が最も理想的な位置にありバランスが取れている状態を考えたとき、その時の姿勢は全体的な体への負担も少なくて疲れにくいポジションのはずです。この時の私たちの体の中では、各筋肉の長さや張力が最も自然[…]
Kyphosis”(猫背)による健康面のリスク
肩こりや頭痛のもとに
私たちの頭の重さは平均すると約5キロ、500mlのペットボトルならば10本ほども重いのですから、支えとなる部分には大きな負担がかかります。
本来背骨でしっかり支えるべきなのですが、猫背になっている場合に頭は軸よりも前に置かれることになり、肩や背中の筋肉に負担がかかることで筋肉が硬くなりコリが起こります。
自律神経の働きが悪くなる
猫背になっていると自律神経のバランスは崩れがちになります。
気分の落ち込みや焦燥感、イライラなどの精神的な症状のほか生理不順、食欲不振、めまいやしびれといった身体的な症状も現れます。
内臓の働きが悪くなる
自律神経の働きの低下は、血流を滞らせるため内臓の働きも低下させてしまいます。
また、猫背で胃の周辺を圧迫することで胃腸の働きが悪くなり不調が起こることも。
血液の流れが悪くなる
筋肉が硬くなってコリが生まれると、血管が締め付けられ血流が悪くなります。老廃物の排出もうまくいかなくなるのでムクミやすくなることもあります。
呼吸が浅くなる
猫背になると肺が圧迫され、深く呼吸することが難しくなります。
また、息を吸う時に使われる横隔膜や腹横筋がうまく働かないので、肩や首の筋肉で補おうとするあまり肩こりを悪化させることも。
「猫背(ねこ背)の女子」は5歳も老けて見えるらしい!猫背矯正に関して、正直「えっ?」と聞き直してしまうようなアンケート結果があるそうです。なんと「5歳」もその人の印象に影響を与えるとは恐るべし「ねこ背」・・・。いつでもキレイでいたいと願[…]
猫背を改善することでメリットは多い
健康面でも、美容面でも猫背を改善することで生まれるメリットは多い。
自分が猫背だと心配している人こそ、ぜひデジタル姿勢診断で自分自身を確認してみてほしい。
原因を発見することで解決方法は必ず見つかるはずです。